
今回は、マスターデュエルにて僕が愛用している【@イグニスター】デッキのレシピを公開&各カードの解説などをしていきます。
後日詳細な回し方なども投稿する予定なので、【@イグニスター】が気になっているという方はぜひ参考にしてみてください。
【@イグニスター】とは?

【@イグニスター】は、アニメ「遊戯王VRAINS」にて主人公の相棒だった「Ai」が使用したリンクを軸にしつつ融合・儀式・S・Xの多彩な召喚法を操るデッキです。
テーマカードには「Ai」を捩ったカード名や「Ai」本体が映り込んでいるなどのネタ的な要素もあれば、あらゆる効果を受けないリンク6のようなド派手なカードも存在していたり、かなりユニークなテーマになっています。
マスターデュエルにおいてはシークレットパック「Aiの意思」に収録されており、テーマ内URが少なくなかなか組みやすいデッキに仕上がっています。
@イグニスターの強み
1枚初動が多く、事故が少ない&汎用が積みやすい
【@イグニスター】の基本的な最終盤面は
- 攻撃力4000の「ジ・アライバル・サイバース@イグニスター」(カードの効果を受けない)
- 墓地に「ダンマリ@イグニスター」(アライバルがいるときこのカードを除外して場のカード1枚なんでも無効)
を構えた状態なのですが、この盤面を作り出すために必要な初動札がなんとデッキ内に12枚も存在しています。
12枚ともなると初手に来る確率はかなり高いため、このデッキはかなり事故率が低くなっています。
また、初動札が1枚であることからデッキの自由枠がかなり多く、自分の好みで汎用カードを詰め込むことができます。
展開ルートがほぼ固定なので初心者でも回しやすい
【@イグニスター】の展開ルートは初動が1枚ということからかなりパターン化されており、それぞれの初動札のパターンだけ覚えれば十分に戦っていけます。
後攻の1ターンkillルートもかなり簡単なため、総じて初心者も扱いやすいと言えるでしょう。
完全耐性という適応力の高さ
最終盤面の「ジ・アライバル・サイバース@イグニスター」が完全耐性(ほかのカードの効果を受けない)ため、相手にターンを渡した際の安心感が異常です。
破壊も除外もバウンスも効かないので、幅広いデッキに対応できます。
ただ、リリースだけは本当にどうしようもないので壊獣を投げられないことを祈りましょう。
お手軽1kill
【@イグニスター】はリンク軸展開デッキなので、「アクセスコード・トーカー」がめちゃくちゃ召喚しやすいです。
アクセスのコストになる各属性のリンクモンスターも確保しやすいため、盤面の掃除能力も強烈。
「アップデート・ジャマー」も容易に経由できるため、アクセスの素材にして打点4400の2回攻撃でお手軽に1killを決めちゃいましょう。
【@イグニスター】の弱み
最終盤面がやや弱い
完全耐性を持つアライバルとなんでも無効にできるダンマリを構える盤面は強力ではあるのですが、残念ながら現代遊戯王ではそれ以上に強い盤面を構えられる&その盤面を突破できるデッキが数多く存在しています。
それらのデッキと比較すると【@イグニスター】はいまいちパワー不足と言わざるを得ません。
しかし、この問題は手札誘発を多く積むor最終盤面を補強するカードを投入するなどの対策で緩和可能です。
手札誘発に弱い
【@イグニスター】は展開系のデッキなので、様々な手札誘発が刺さるデメリットが存在しています。
特殊召喚回数が多いので増Gやニビルが辛かったり、「イグニスターAiランド」がなければ何もできないため、それをサーチする「ダークインファント@イグニスター」の効果をうららや無限泡影で止められたらほぼ詰みます。
この辺はどのデッキも抱えてる問題なので、いっそ割り切りましょう。
幸いこのデッキは自由枠が多いので、指名者シリーズをガン積みするなどで対策が可能です。
あとはダークインファントを召喚する前に「サイバネット・マイニング」を発動するなど、うららチェックを欠かさないようにしましょう。
壊獣に弱い
強みの欄でも言及しましたが、いかにジ・アライバルが完全耐性をもっていようと、壊獣でリリースされてしまっては手も足も出ません。
この問題は【@イグニスター】の最大の弱点であり、どうしても解決できない難題です。(虚無空間などの例外はあるが)
こればっかりはどうあがいても無駄なので、相手が怪獣を採用していないor採用していても引いていないことを祈りましょう。
一応このデッキでは「カイザーコロシアム」を採用することで最低限の対策を講じています。(詳細は後程)
種族に強く依存している
このデッキのカードは手札誘発以外すべてサイバース族で構成されています。
なぜなら、展開の要である「スプラッシュメイジ」や「トランスコード・トーカー」がサイバースモンスターでしかリンク召喚できなかったり、サイバース以外を召喚しているターンに効果が使えなかったりと、サイバースモンスター以外を絡めてしまうと展開が破綻してしまうからです。
これは非常に大きな弱点で、例えばモンスターの種族を書き換えてしまうカード(アンデットワールドなど)を置かれるだけで【@イグニスター】は詰んでしまいます。
また、召喚するタイプの汎用カード(壊獣など)も基本的には採用することができません。
デッキの自由枠が多い【@イグニスター】ですが、こういった理由から構築の幅が狭まってしまうことは明確なデメリットとなります。
デッキレシピ&カードの紹介

こちらが僕が現在使用している【@イグニスター】のデッキレシピになります。
続けて、採用しているカードの役割と採用理由について紹介していきます。
メインモンスター
アチチ@イグニスター

初動札その1。初動札の中で一番強いです。
召喚or特殊召喚時レベル4以下の「@イグニスター」をサーチします。
サーチ後はダークインファントの素材になり、サーチしたモンスターを「イグニスターAiランド」で展開していきます。
②の効果はほとんど使わないので気にしなくてOK。
初動札なのでもちろん3積みです。
ピカリ@イグニスター

初動札その2。アチチには劣りますがこちらからも展開できます。
効果は召喚or特殊召喚時「Ai」魔法・罠をサーチするもの。
基本的にはこれで「めぐり-Ai-」をサーチして更なる展開につなげます。
②の効果は一見地味ですが、「ライトドラゴン@イグニスター」をX召喚しやすくしてくれる地味に便利なものです。
こちらも初動札なので3枚採用。
ドヨン@イグニスター

闇属性の「@イグニスター」。
効果は召喚or特殊召喚時に墓地の「@イグニスター」をサルベージするもの。
展開の途中で経由することでAiランドで召喚できるモンスターを確保できます。
②の効果はリンク素材になった際墓地の「Ai」魔法・罠を回収する効果で、展開の途中で使用した「めぐり-Ai-」を回収して次のターンを安定させられます。
リソース確保という点でかなり優秀なモンスターですが、初動札ではない&再利用は簡単なので1枚の採用です。
ブルル@イグニスター

風属性の「@イグニスター」。
効果は召喚or特殊召喚時にデッキから「@イグニスター」を墓地に送るもので、この効果でダンマリを落とすことで妨害を構えることができます。
②の効果はS素材になった際、自身以外の素材になったモンスターを特殊召喚する効果。実質ブルル1枚が強力なSモンスターに変わってくれるのでなかなか強力な効果です。
このデッキに必須の一枚ですが、「サイバース・ウィキッド」でサーチが可能なため1枚の採用です。
ドシン@イグニスター

地属性の「@イグニスター」。
効果はシンプルで、自フィールドに「@イグニスター」が存在する場合自身を特殊召喚するもの。
手札にいれば単純に展開を伸ばせるため非常に強力です。
②の効果は使えません。
効果は強力ですがサーチもできるし手札に複数枚固まってほしくないので1枚採用です。
ダンマリ@イグニスター

【@イグニスター】の強力な妨害札。
フィールドにジ・アライバルがいる時墓地から除外することで相手フィールドのカード効果をなんでも1枚無効にできます。
このカードをブルルで落としておくことで、ジ・アライバルだけでは心もとない盤面を補強することができます。
墓地から除外しての発動なので初手に打たれたりする「墓穴の指名者」には弱いですが、「禁じられた一滴」は効かないのでそこは一長一短。
絶対に素引きしたくはないカードなので1枚の採用です。
ガッチリ@イグニスター

こちらはやや特殊な「@イグニスター」。
自フィールドのモンスターの効果を無効にすることで手札から特殊召喚できます。
地属性なのでほぼドシンと同じように運用可能。
ここまででも十分強力ですが、このモンスターの本当の採用理由は③の効果にあります。
その効果とは、フィールドから墓地に送られた際、好きなモンスターに完全耐性を付与するというもの。
この効果を使用すれば、ジ・アライバルと一緒に立てておくファイアウォールやクアンタムも完全耐性を得て、最終盤面をかなり強固なものにすることができます。
サーチができるので1枚の採用ですが、「めぐり-Ai-」でしかサーチできないので注意。
手札誘発たち


この辺は特にいうことはありません。好みで採用するカードを変えましょう。
魔法・罠
めぐり-Ai-

初動札その3ですが、このカードが初動札だと盤面が一番弱くなります。
効果は手札かEXデッキの攻撃力2300のサイバースを公開することで、そのモンスターと同じ属性の「@イグニスター」をサーチするもの。見せたモンスターをそのターンに召喚できなかった場合はエンド時に2300ダメージを受けます。
アチチから展開できた場合はこのダメージは受けずに済むのですが、ピカリやこのカードからの展開では2300ダメージがほぼ確定してしまいます。
多少問題はあるものの、ちゃんと1枚で展開はできるので3枚の採用です。
イグニスターAiランド

【@イグニスター】展開の要です。このカードなしでは展開が一切できません。
効果は自分メインモンスターゾーンにカードがない場合手札からレベル4以下の「@イグニスター」を特殊召喚するもの。この効果は召喚するモンスターの属性ごとに1回ずつ使えます。
基本的にはこのカードをダークインファントでサーチし、展開していきます。
②の効果はこのカードが墓地にある場合墓地の「@イグニスター」を除外してこのカードをフィールドにセットするというもので、破壊されても1度は復活できる優れものです。
サーチが可能なので1枚でいいかと思われるかもしれませんが、2枚目を採用することでダークインファントの効果を止められた際の保険になるのでそのようにしています。(3枚はさすがに重い)
Aiドリング・ボーン&キ-Ai-


どちらも「@イグニスター」を墓地から特殊召喚することのできる蘇生札です。
2種類採用することで、1ターンに2回の蘇生を可能にしています。
「@イグニスター」なら何でも蘇生できるので、ジ・アライバルやダークナイトを蘇生することも可能です。
ピカリでサーチする際はなるべく速攻魔法の「Aiドリング・ボーン」を選択しましょう。
サーチが可能なのでそれぞれ1枚ずつの採用です。
サイバネット・マイニング

初動札その4。手札コストは発生しますがアチチをサーチできるので1番理想的な展開ルートへ持っていけます。
その他ドシンなどもサーチできるので、初動札を抱えたうえで持っておきたい一枚でもあります。
手札コストも1枚初動なので特に気になりません。(むしろ手札にきてしまったダンマリを落とせて得することも)
アチチに次いで強力な初動ですのでもちろん3枚採用です。
カイザーコロシアム

このデッキの最終盤面を超絶強化する一枚。
このカードを採用することでアクセスコードなどの4000アライバルを簡単に突破してくる存在を封殺できます。
羽根箒などのバック除去が唯一の弱点ですが、墓地のダンマリを使うことで1度だけならそれも止められます。
ちなみにこのカード、初動を止められてしまって動けないといった場合もこのカードを置いておくことで結構な妨害につながったり、ジ・アライバルを壊獣で除去されても結局相手が動けなかったりと、とりあえず発動しておくだけで強いです。
以上の理由から先行で絶対に引いておきたいカードなので3枚の採用。
墓穴の指名者&抹殺の指名者


【@イグニスター】は手札誘発に弱いのでこの辺はフルで採用。
特に「抹殺の指名者」は伏せておくことでダンマリ除去の「墓穴の指名者」やカイザーコロシアムを割る羽根帚などを無効にできてお得です。
禁じられた一滴

「壊獣」が採用できない【@イグニスター】において重要な後攻捲り札。
手札コストも1枚初動のこのデッキであればそこまで被害はありません。
3枚採用するのもアリですが、枠が厳しい(そもそも3枚目を持っていない)ので2枚採用。
バック除去たち


ガン伏せデッキへの最適解&「抹殺の指名者」用にそれぞれ1枚ずつ採用。
無限泡影

先手後手問わず使える強力な罠カード。
引いていればそれはそれで強いですが、基本は「抹殺の指名者」用です。
EXデッキ
ジ・アライバル・サイバース@イグニスター

現状唯一のリンク6。完全耐性という鉄壁の守りと雑に展開しても4000にはなる攻撃力、モンスターを破壊しつつトークンを生成できる強力な除去効果など、まさに切り札というべきスペックのモンスターです。
【@イグニスター】ではこのカードを召喚する&どれだけその周りを補強するかで勝負が決まります。
このデッキでは最大値である攻撃力6000を簡単に叩き出せるので、狙えたら狙ってみましょう。
1枚で勝負が決まるためピン刺しです。
ダークナイト@イグニスター

ジ・アライバルの召喚を簡単にしてくれる重要カード。
リンク先にモンスターが特殊召喚された場合に自身のリンク先へ墓地の「@イグニスター」を可能な限り蘇生できます。
このカードだけでは蘇生できるモンスターは最大2枚なのですが、「ダークインファント@イグニスター」とのコンボで3体まで蘇生することができるようになります。
墓地にいった後も簡単に蘇生できるリンク3という札に化ける優秀なモンスターです。
展開に1度使えればいいので1枚の採用。
ダークインファント@イグニスター

【@イグニスター】のエンジンであるリンク1。
召喚時に「イグニスターAiランド」をサーチして、展開の流れを作ることができます。
ここを止められるとかなり厳しいので、ダークインファントを召喚するまでに可能な限りうららチェックは行っていきましょう。
②の効果は前述したダークナイトとのコンボに使います。
フィールド魔法のサーチとダークナイトのコンボにそれぞれ使用するので2枚の採用になります。
ファイアフェニックス@イグニスター

「めぐり-Ai-」でアチチをサーチするためだけに採用しています。
残念ながらほとんど召喚することはありません。(2300ダメが通れば勝てる場合は召喚するかも?)
参照用なので1枚の採用です。
ライトドラゴン@イグニスター

こちらもピカリをサーチするための採用ですが、効果が結構強力なので召喚する機会は結構あります。
その効果は
- 自フィールドの「@イグニスター」の数だけ相手のモンスターを破壊する除去効果
- 自身以外が戦闘ダメージを与えた際に墓地のリンクモンスターを特殊召喚する蘇生効果
- 自フィールドのモンスターを効果破壊から守る破壊耐性
と参照用と割り切るにはもったいないほどてんこ盛り。
召喚条件のレベル4モンスター2体もピカリの効果を使えば簡単にそろえることができるので、アクセスコードでkillできなかった際の最終手段として存在を覚えておきましょう。
2枚はいらないので1枚の採用です。
アクセスコード・トーカー

皆さんご存じワンキルの化身。このデッキだとその性能がさらに凶悪なものになります。
効果は自身のリンク素材になったリンクモンスターのリンクマーカー×1000攻撃力がアップする効果とフィールドか墓地のリンクモンスターを除外して相手のカードを対象を取らず破壊する効果の2つで、特に後者の効果はリンクモンスターの属性がばらけていればその種類だけ使用可能とかなりの壊れ効果になっています。
さらにはこれらの効果の発動にチェーンができないというおまけつき。
【@イグニスター】でこのモンスターを使えば、一気に3~4枚除去しつつ攻撃力4300~5300で2回攻撃ができる化け物が誕生します。
出したターンは勝ちにいくので1枚の採用です。
トランスコード・トーカー

サイバース族の優秀な展開札。
効果は墓地のリンク3以下のリンクモンスターを自身のリンク先へ蘇生するもの。非常に強力ですが、この効果を使用するターンはサイバースしか特殊召喚できなくなるため、「壊獣」などを使うことができなくなります。
また、「めぐり-Ai-」でドシンやガッチリをサーチできるので、その点も優秀。
先行の展開に使うほか、返しのターンでアクセスコードを召喚するために使ったりするので2枚の採用です。
スプラッシュ・メイジ

こちらもサイバース族の汎用展開札。
効果は墓地のサイバースを蘇生するというかなりシンプルかつ強力な効果。
こちらも「トランスコード・トーカー」と同様の理由で2枚の採用です。
サイバース・ウィキッド

ブルルをサーチしてくれる優秀なリンクモンスター。展開の中継に使います。
コストの除外するモンスターはダークインファントを選んでおけば間違いはありません。
展開に1枚はさめればいいので1枚の採用です。
アップデートジャマー

アクセスコードの素材にすることでお手軽1killを実現できます。
素材指定がレベル2以上のサイバースモンスターなので、リンクモンスターやドシンが素材にできない点には注意が必要です。
アクセスコードとセットで使用するので、1枚の採用になります。
ファイアウォール・ドラゴン

最終盤面補強札その2。
ジ・アライバルと相互リンクさせておくことでフリーチェーンのバウンスを行えます。妨害としても強いですが、このデッキは破壊耐性持ちの除去が難しいためそこに割くこともあります。
このカードをたてる際はガッチリを素材にしておくとかなり良いでしょう。基本的には蘇生札で蘇生させたダークナイトとガッチリでリンク召喚します。
最終盤面に置いとく用で1枚の採用です。
サイバース・クアンタム・ドラゴン

最終盤面補強札その3。
ジ・アライバルと一緒に置くことでアライバルを攻撃対象にできなくします。自身は攻撃対象になるのですが、その際は相手モンスターをバウンスできて隙がありません。
唯一の弱点である効果除去もガッチリを落とすことで解決できます。
召喚もダークナイトで蘇生したブルルとピカリで行えるので、とりあえず立てておくだけでジ・アライバルを突破する関門のひとつになれる優秀なSモンスターです。
ファイアウォールと同じ理由で1枚の採用です。
このデッキの入れ替えカード候補
続いて採用を検討したのですが、結果デッキに投入されなかったカードを紹介していきます。
ご自身で【@イグニスター】を組む際の参考にしてみてください。
ウインドペガサス@イグニスター

Sモンスターの「@イグニスター」です。
自フィールドの「@イグニスター」まで相手のバックを割れる強力な除去効果とフィールドか墓地にいる状態で条件を満たすと相手のカードをバウンスできるかなり優秀な性能をしているうえ、ブルルとピカリで簡単に召喚できるモンスターです。
しかし、バック除去はこのモンスターを召喚してからでないとできないのでタイミングが遅く、(なんならアクセスコードでいい)②の効果は自フィールドのカードが破壊された場合なのでジ・アライバルと相性が悪い(そもそも破壊されづらい)と微妙にこのデッキとかみ合わない仕様なので、今回は採用しませんでした。
ただ、役立つ場面がないわけではないと思うので、クアンタムの代わりにこいつを投入するのは結構アリだと思います。
マイクロコード・トーカーセット



コードトーカーの素材になる際に手札から使用でき、なおかつ「サイバネット」魔法・罠をサーチすることができるモンスターです。
このカードとリンク2のコードトーカーを投入することで、妨害札にもなる「サイバネット・クロスワイプ」をサーチできます。
この動きはマイクロコードを引いておく必要がありますが、「サイバネット・マイニング」によってサーチができるため安定性も高いです。
しかし、デッキの枠を結構圧迫することになるため今回は採用を見送りました。
URの汎用札が少ない場合はこちらのセットを採用してみるのもいいかもしれません。
一滴の3枚目

やはり一滴は後手捲り札としては最高峰かつ先行で引いても妨害札になるとかなりの汎用性を誇るので3枚採用したいところです。
URのポイントがまた30までたまったら採用するかもしれません。
問題はその際抜くカードですが、これがなかなか見つからない……。いっそのことデッキを41枚にするのもアリかもしれませんね。(ものすごく抵抗はありますが)
リングリボー

サイバース1体からリンクできる汎用リンクモンスターです。
相手の罠の発動をリリースして無効&除外できる効果を持っており強力なのですが、このカードは罠を発動したときが条件なので、スタンバイフェイズに発動される「スキルドレイン」や「王宮の勅命」を止めることができません。
こういった致命的な永続罠を止めることができないのであればあまり採用する意味はないと判断したので今回はデッキに投入しませんでした。
マスターデュエルにおける構築難易度など
このデッキのUR枚数は24枚です。結構多めに感じられますが、これは強力な汎用カードを多く採用しているからであり、実は「@イグニスター」のURは3枚しか入っていません。
もちろんそれだけで強い【@イグニスター】が組めるわけではありませんが、最低限の【@イグニスター】ならこの3枚とフィニッシャーのアクセスコードだけで十分だと僕は思います。
増Gやうらら、指名者などの汎用は既に持っているプレイヤーも多いため、「サイバネット・マイニング」さえあきらめればそれなりに強力な【@イグニスター】が安く組めるのではないでしょうか。(初動札が減って安定性は落ちますが)
まとめ
今回は僕がマスターデュエルで愛用している【@イグニスター】のデッキについて解説していきました。
このデッキは本当に初動が安定するデッキで、手札事故が怖い僕のようなデュエリストも安心してぶん回すことができます。(それでもたまに事故りますが……)
展開も覚えやすく構築コストも比較的低いため、初心者にも強くおすすめできるかなりいいテーマなので、是非【@イグニスター】を組んで遊んでみてください!
後日この【@イグニスター】の展開ルートを解説する記事も投稿する予定ですので、そちらもよろしくお願いいたします。
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