
こんにちは!フユ将軍と申します。今回は、まだ発売されて間もないゲーム『サイバーパンク2077』を現状ps4でプレイしない方が良い理由について解説していきます。

執筆時点でのバージョンである1.04を基準に解説していきます。
追記(2020/12/26)
バージョン1.06が配信されていたのでプレイしてみました。アップデート内容には「家庭用ゲーム機版のクラッシュの発生回数を減少」とありましたが、そこまで前バージョンと変化しているようには感じませんでした。
サイバーパンク2077とは?
初めに、「サイバーパンク2077なんて知らないよ!」という方のために軽くこのゲームの説明をします。
既にご存知の方は飛ばしてしまってOKです。
CD PROJEKT RED開発のオープンワールドRPG

サイバーパンク2077は「ウィッチャー」シリーズを開発したポーランドのゲーム開発会社CD PROJEKT REDが開発して2020年12月10日に発売されたオープンワールドRPGです。
ゲームのプレイスタイルはFPS(一人称視点でのシューティング)形式となっており、オープンワールドRPGでありながらFPSゲームのような戦闘を楽しめるのが特徴です。
対応機種は主に5つ
サイバーパンク2077の対応機種は
- PS4
- Xbox One
- PC
となっており、これらと互換性のあるPS5やXbox SERIESでもプレイ可能です。
計3回の延期をすることとなったゲーム
サイバーパンク2077は本来2020年4月に発売される予定だったのですが、新型コロナウイルスの影響やクオリティアップのために3回もの発売延期を繰り返すこととなった異例のゲームです。
また、マスターアップ後(つまりゲームの完成後)に発売延期を発表したこともその異例さに拍車をかけています。
素人目から見ても開発が難航していたのは明らかであり、そういったところが後述する様々な不具合につながったのかもしれません。
サイバーパンク2077を”今”プレイしない方が良い理由
それではこれから今のサイバーパンク2077をプレイしない方が良い理由について解説していきます。
現状バグが多い

まず現状のサイバーパンク2077はとにかくバグの数が多いです。
しかもバグの内容も様々で、僕が遭遇したものだけでも
- HPの数値が0と表示されて、実際はどのくらいなのか確認できなくなる
- 付近の敵を殲滅したはずなのに、どこからか敵の声が聞こえる
- 頭に拳銃が刺さる
- 地面に落ちているアイテムや壁に埋まった敵の所持品が取得できない
- マンティスブレードで敵を串刺しにした際、稀に敵の姿が見えなくなる(これは仕様かも?)
など多岐にわたります。
上の3つはバージョンアップ前の出来事だったので、今は改善されているかもしれませんが、それ以外は現バージョンでも実際に確認されているものなので、こういった細かいバグはまだまだ残っているようです。
中には進行不能バグも…
サイバーパンク2077では前述したちょっとしたバグの他に、ストーリーの進行やサブミッションの達成が不可能になる致命的な「進行不能バグ」も確認されているようです。
幸運なことに僕は未だこういったバグには遭遇していませんが、SNSやバグ報告掲示板を眺めていると進行不能バグにぶつかってしまっている方を多く見かけます。
今後改善の見込みアリ!
元々サイバーパンク2077は発売当初からバグについて騒がれていたのですが、それを受けたのか開発元であるCD PROJEKT REDは2020年12月11日に「いくつかの致命的なバグや操作時の不具合を修正し、なおかつゲームの安定性を高める」ためのホットフィックス1.04を配信しました。(ホットフィックスとは、迅速性を重視したバグ修正の提供形態のこと)
公式の声明によると、今後もバグやクラッシュ、ゲーム体験についての修正・改善は行われるらしく、アップデートも随時配信していくとのことです。
発売されてから最初のバージョンアップまで非常に早かったので、サイバーパンク2077を満足に遊ぶことができるようになるまではそう遠くないのかもしれません。
サイバーパンク2077を”PS4″でプレイしない方が良い理由
続いて、サイバーパンク2077をPS4でプレイしない方が良い理由についても解説していきます。
頻繁にエラー落ちしてしまう

PS4でサイバーパンク2077をプレイしない方が良い理由として最も大きいものがこの「エラー落ち」だと個人的には思っています。
主に乗り物を運転している最中や、オープンワールドゲームではお馴染みの「ファストトラベル」の利用中など、負荷が重くなるタイミングでゲームが強制終了してしまうのです。
この現象は発売当時からかなり頻繁に見受けられ、それからすぐに配信されたホットフィックス1.04ではこれについての対策意図もあったのでしょうが、バージョンアップされた現在でも特に改善されることもなく猛威を振るっています。
サイバーパンク2077はプレイ中要所要所でオートセーブをしてくれるので、エラー落ちのダメージは少ない方なのですが…なにぶん頻度が半端じゃないので、どうしても気になってしまうんですね。

大容量ゲーム故に起動自体も遅いので、何度もエラー落ちに遭遇してしまうとゲームを続ける意欲がなくなってしまいます…。
実はPS4に限った問題ではない?
サイバーパンク2077のエラー落ち自体は実はPS4に限った話ではなく、他には最新機であるPS5でも同様の現象が起きるようです。
また、Xboxに関してはそこまでエラーが頻発していないようです。

なぜPS4に限った話ではないのに記事タイトルにはPS4しか明記されていないのかというと、僕がPS4版でしかサイバーパンク2077をプレイしたことがないため、XboxやPS5については伝聞でしかものを語れないからですね。
画面のカクつきが目立つ
これは僕がPS4でサイバーパンク2077をプレイした際の感想なのですが、たくさんのNPCが移動している都市マップや人が激しく動く戦闘中などは、画面のカクつきが目立つと感じました。
グラフィックの質も、最新のゲームにしてはクオリティが低いと感じてしまいます。もちろん最大限のパフォーマンスを発揮できるPCやPS5でプレイしたうえでの感想ではないので、あまり参考にはなりませんが…。
なお画面のカクつきに関しては、ホットフィックス1.04で幾分か改善されたのではないか?と感じています。

あくまで感じているだけです。実際に公式が「PS4でのカクつきを軽減したよ!」と発表したわけではないので、ご注意ください。
こちらも改善の見込みアリ!ただし少し先の話かも?
PS4でサイバーパンク2077をプレイしていくうえでの様々な不具合に関しては開発元のCD PROJEKT REDも把握しているようで、公式での声明文で「1月と2月に分けた大型のパッチでPS4やXbox Oneにおける大きな問題を解決する」と発表しています。
PCやPS5のようなクオリティでプレイできるようになるわけではないが、それらに近い体験を得られるようになるとのこと。
旧世代機も見捨てずに改善しようとしてくれる姿勢は非常にありがたいことなのですが、2月になるまでは満足にプレイできないと考えると、発売当初に購入した方にとっては少々じれったく感じてしまうかもしれませんね。
改善まで待てない!という方には返金対応も※期間限定

これまで書いてきたように様々な不具合が見つかってしまったサイバーパンク2077。それについての不満を抱えているユーザーが多いと見たのか、開発元のCD PROJEKT REDは2020年12月14日に購入者への返金対応を実施するとの声明を発表しました。
参考URL→https://www.spike-chunsoft.co.jp/news/product/9781/
DL版の購入者はPSNまたはXboxの返金システムから、パッケージ版購入者は日本での販売元であるスパイク・チュンソフトのユーザーサポートかCD PROJEKT REDの返金対応窓口からそれぞれ手続きを行うようです。
個人的には改善を期待して様子を見る予定ですが、「それまで待てない!」という方は選択肢の一つとして把握しておくと良いでしょう。
なお、返金対応の問い合わせ期限は2020年12月21日までとなっているので、どうしようか迷っていたら期限が過ぎてしまった…などということがないように、申し込みはできるだけ早くにすませておきましょう。
まとめ

今回は、サイバーパンク2077を現状PS4でプレイしない方が良い理由について解説しました。
「プレイしない方が良い」と少々ネガティブな書き方をしてしまっているので、僕がこのゲームを嫌いになっていると思われる方がいらっしゃるかもしれませんが、それは違います。
僕個人としては数々のエラー落ちやバグに悩まされながらもサイバーパンク2077を楽しんでおり、よほどの進行不能バグに遭遇したりしなければ返金対応の申し込みをするつもりもありません。
しかし、「サイバーパンク2077が遊びづらいゲーム」であることは残念ながら事実ですので、そのことを知らずに不完全な状態のこのゲームを購入してしまう方を1人でも減らしたいと思い今回の記事を執筆しました。
現状の不具合さえ何とかなればとても面白いゲームになることは間違いないので、今サイバーパンク2077に興味を持っている方は、不具合の改善を待ってから購入するか、PCやPS5でプレイすることを考慮してみてはいかがでしょうか。それでは、また次の記事で。
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