
今回は全ての血晶石マラソンの登竜門として扱われている通称3デブマラソンについて、僕が100周行ったマラソンのドロップデータを紹介していきたいと思います。
前半部分は3デブマラソンの概要や方法についても簡単に解説していますので、これから血晶石マラソンを始める!という方も是非参考にしてみてください。
3デブマラソンとは?

まず3デブとは、ブラッドボーンのやり込みコンテンツである聖杯ダンジョンのボスとして登場する
- 守り人の長
- 残酷な守り人(鉈持ち)
- 残酷な守り人(銃持ち)
の3体を総称したもので、このボスを倒すたびに入手できる強力な血晶石を集めるのが通称「3デブマラソン」です。
3デブがドロップする血晶石は、効果・汎用性共に高く、マラソン自体も簡単なため初心者から上級者まで幅広くお世話になっています。
今回のマラソンでは、その3デブがドロップする血晶石の中でも一番ドロップ率が高く汎用性もある「物理の攻撃力を高める27.2%」や、一部の武器で無類の強さを発揮する特化血晶の「重打/刺突の威力を高める32.6%」を狙っていきます。

3デブマラソンは基本的に強化、次点で特化の血晶石をドロップすることがほとんどですが、ごく稀にそれ以外の種類で強力な血晶石をドロップすることもあり、その血晶石を求めて現在もマラソンを続けている方が大勢います。僕もそうです。
マラソン方法・前準備解説
それではこれから3デブマラソンの方法・前準備の解説に入ります。まずは実際に周回する前の準備から。
前準備
聖杯文字を入力してダンジョンを生成

まずは狩人の夢左にある墓石に聖杯文字「9kv8xiyi」と入力し、「呪われたトゥメル=イル」を生成しましょう。
これまでに聖杯ダンジョンを作成する際の追加儀法「死臭」「腐臭」「呪い」を全て搭載した通称「全盛り聖杯」を作成したことのない方はこの聖杯文字を入力しても効果がないため、先にご自身で全盛り聖杯を作成しておく必要があります。
ちなみに、この聖杯ダンジョンは「トゥメル=イル」なので、入手できる血晶石の形状は放射がほとんどになります。
カレル文字のセット

3デブマラソンは内蔵攻撃の火力次第で安定感と効率が大きく変化するため、カレル文字は基本的に内蔵攻撃の威力を高める「爪痕」をガン積みしましょう。
技量が高く「爪痕」をガン積みすると火力が過剰になるなどの場合は、HPを増やす「右回りの変態」でマラソン中の事故を減らしましょう。
内蔵攻撃の火力も充分かつマラソンも慣れて安定してきたら、発見力を上げる「瞳」や血の遺志の獲得量を増やす「継承」で副産物を狙うのもおすすめです。

ちなみに僕は「爪痕」2つに「瞳」1つといった構成でマラソンしてます。
使用する武器の選択

最後に3デブマラソンで使用する武器を選択します。
今回のマラソンでは内蔵攻撃がメインの火力になるため、使用する武器はなるべく技量の補正が高い武器にして、少しでも内蔵攻撃の火力を延ばしましょう。
個人的なおすすめは変形することで技量補正が上昇する「仕込み杖」です。
左手武器はなるべく銃パリィを成功させやすい「獣狩りの短銃」や「エヴェリン」をチョイスしましょう。
また、道中の雑魚を安定して処理したり、銃持ちのボスを殴るための振りの速い武器があると安心です。

使用する武器にはなるべく強力な血晶石をセットしておきましょう。
マラソン始めたてでの血晶石では武器の火力もやや不足気味なので、序盤の3デブ攻略で入手した血晶石をセットするのを忘れずに!
マラソン方法解説
それでは3デブマラソンの具体的な手順を解説していきます。
今回僕が使用する武器は雑魚処理兼銃持ちデブ攻撃用の「落葉」と内蔵攻撃用に刺突特化血晶を搭載した「仕込み杖」です。
道中

作成した聖杯ダンジョン「呪われたトゥメル=イル」に向かい、直進して大部屋に到着したら、すぐ左にある梯子を上る。
はしごの上には扉があるが、近くに火炎瓶を投げてくる雑魚がいるので、振りの速い武器で処理した後に扉を開ける。

そのまま道なりに進むとレバー部屋。レバーを守っているノコギリ持ちの「残酷な守り人」はスルー可能。

レバーを引いたら来た道を戻り、橋に差し掛かったところで右側へ落下、そのままボス部屋へ直行しましょう。

上記の流れを忠実にこなせば道中の敵はスルーが簡単なレバーの番人と雑魚のみで済みますが、少しルートがずれると付近にいるノコ槍狩人に気づかれてしまうので注意!
ボス戦

まずは、体力の低い「守り人の長」(以下棒デブ)から処理しましょう。
棒デブは体力が低い代わりに攻撃力が高いうえ、かなり強めのディレイをかけてくるので慣れないうちは注意して立ち回る必要があります。
ちなみに3デブは内蔵攻撃で吹っ飛んだ後立ち上がって反撃を行うので、その攻撃に合わせて銃パリィを行う戦法で比較的安定した攻略が可能です。

続いて鉈を持っている「残酷な守り人」(以下鉈デブ)の処理に移りましょう。
鉈デブは攻撃にディレイがほとんどないため、棒デブと違い安定した銃パリィが可能です。
ただし、大きく鉈を振りかぶってこちらに駆け寄ってきながらたたきつける攻撃に関しては、威力が高く銃パリィのタイミングもつかみづらいので注意が必要です。
鉈デブがこちらに鉈をたたきつけようと少しジャンプした瞬間がパリィタイミングなので、冷静に対処しましょう。

最後の銃デブは1対1になれば余裕です。他のデブがいるうちはボスステージの柱を挟んで銃撃を防ぎましょう。
銃デブは放っておいても銃撃ばかりしてきてパリィが不可能なので、こちらから攻めるのが有効です。
近接攻撃でゴリ押すのも有効ですが、銃デブは攻撃で怯んだ直後に高確率でランタンでの反撃をしてくるので、それを銃パリィするのが最も安定します。
体力がギリギリになると銃デブは武器を守り人の長が使用している棒に持ち替え高火力の近接主体になるため、HPの削り損ねによる事故にだけは注意しましょう。
参考動画
文章ではイマイチ伝わりにくいかもしれないので、実際に3デブマラソンを行った動画を掲載します。是非参考にしてみてください。
マラソン結果
上記の流れで3デブマラソンを行い、100周分のドロップ品をまとめました。
ご自身でマラソンする際の参考にしていただければ幸いです。
血晶石
- 呪われた強化の濡血晶[6]×74個+形状変化1個(三角)
- 呪われた特化の濡血晶[6]×8個+形状変化1個(欠損)
- 呪われた一撃の濡血晶[6]×4個
- 呪われた鋭い濡血晶[6]×3個
- 呪われた重い濡血晶[6]×2個
- 呪われた輝く濡血晶[6]×2個
- 呪われた貧者の濡血晶[6]×2個
- 呪われた愚者の濡血晶[6]×1個
- 呪われた雷光の濡血晶[6]×1個
- 呪われた獣狩りの濡血晶[6]×1個
※形状が記載されていないものは全て「放射」

やはりドロップの大多数が強化の濡血晶でした。物理乗算血晶を大体揃えてしまい、3デブマラソンに特化やその他の血晶石を求めている上級者にとっては中々厳しいドロップ率ですが、反面とりあえず物理27.2%血晶石を集めたいという初心者の方にはかなり優しい確率です。
強化血晶石・特化血晶石の内訳
今回のマラソンで得られた強化血晶石の内、最大値の27.2%は75個中21個でした。以下が27.2%血晶のデメリットの内訳です。
- HPマイナス×5個
- 耐久度マイナス×5個
- スタミナマイナス×4個
- 眷属マイナス×3個
- 獣マイナス×2個
- 全攻撃力マイナス×2個
特化血晶は全9個中、重打が6個・刺突が3個でした。

普段使い前提の3デブ血晶なので、実際に大当たりだと言えるものはスタマイと眷マイを合わせた計7個しかありません。
3デブの大当たりの出現確立はそこまで低くないですが、数を揃えるとなるとやはり結構な周回数が必要ですね。
強化以外でアタリだった血晶石
呪われた特化の濡血晶[6]
- 重打の攻撃力を高める(32.6%)
- スタミナの消費を増やす(3.3%)
最大値の重打特化血晶石です。
デメリットもほとんど影響のないスタマイなので、大当たりだと言えるでしょう。
全モーションが重打となっている「爆発金槌」などに搭載すれば、3デブの27.2%血晶を大きく上回る火力が期待できます。
呪われた特化の濡血晶[6]
- 重打の威力を高める(32.6%)
- 眷属への威力を減少させる(10.9%)
2個目の最大値重打血晶石です。
上記のものと違い、デメリットが眷属への威力を低下させるものとなっていますが、ブラッドボーンに登場する敵の中で眷属は種類が少なく、そもそもそこまで重打が有効ではないため、眷属に使用しないと割り切れば十分に利用可能な血晶石となっています。
呪われた特化の濡血晶[6]
- 刺突の威力を高める(32.6%)
- 武器の耐久度を減算する(65.3)
最大値の刺突特化血晶です。
デメリットが重めの耐久マイナスなので普段使いという点では少々厳しいですが、内蔵攻撃用の武器に搭載する血晶石としては非常に強力です。
それこそ、今回のテーマである3デブマラソンをさらに効率よくしてくれる優秀な血晶石と言えるでしょう。
呪われた一撃の濡血晶[6]
- 溜め攻撃の威力を高める(36.3%)
- スタミナの消費を増やす(3.2%)
最大値の一撃血晶です。
溜め攻撃に限り、非常に強力な威力の上昇を狙えます。
デメリットもスタマイなので、ほとんど気になりません。
溜め攻撃の威力しか伸びないので汎用性はありませんが、遠距離で溜め攻撃を放てる「シモンの弓剣」や変形後の溜め攻撃が売りな「パイルハンマー」などには需要があります。

これらの他にも特化32.6%は出現しましたが、残念ながらそちらはデメリット効果がHPマイナスなどで使い物にならない血晶でした。
その他副産物
・血の遺志×1170万100(一周の獲得量11万7001)
血の遺志の獲得量を増やすカレル文字「月」や「継承」を装備せずに、これほどの血の遺志を獲得することができました。
おまけとしては中々侮れない量です。
・啓蒙×200(一周の獲得量2)
啓蒙に関してはマラソン1周につき2上昇するため、30周行うことで啓蒙を60消費して購入できる超レアアイテム「血の岩」を入手できます。
「血の岩」は本編(DLC込み)1周で最大2個しか手に入らないので、それを購入できる啓蒙は3デブマラソンの副産物として非常においしいです。
・血石の塊×147個
ドロップ数はプレイヤーの発見力に依存しますが、3デブは1周ごとに血石の塊を最大で2個ドロップします。
血石の塊は本編で入手できる数が少なく、雑魚ドロップでのマラソンも効率が悪いため、血石の塊を集めるという点で実は3デブマラソンは最高効率を誇ります。
まとめ
今回は僕が最近行った100周分の3デブマラソンについて紹介していきました。
3デブマラソンはドロップする血晶石も強ければ副産物もおいしく、ブラッドボーンを遊び尽くすうえでは無視できない存在です。
ブラッドボーンにハマり、強い血晶石を集めてみたい!と思った方は、是非これを機に3デブマラソンに手を出してみてください!
この記事では主に「放射」の血晶石を集める3デブマラソンについて紹介しましたので、次回では「三角」の血晶石を集める3デブマラソンを紹介しようと思います。
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